カフェで朗読 vol.14 「本読みの時間」 〜Presents〜

2009年4月5日(日)

大阪・中崎 Common cafe

今年初の本読みは

2009年レギュラー(らしい)・土肥順一

春一番男・吉塚弘(よしづかひろし)

私(甲斐祐子)


特別出演&スタッフ

濱中香衣

アーンド

写真撮影(と雑用)・ハラダ

カフェ太陽の塔

で、お届け。


おなじみコモンカフェ。

お花見日和でしたねー。


 

さて。

今回のお食事は

お花見セット

 

 

ちらし寿司とぉー

おすましとぉー

菜の花とぉー

ソーセージとぉー

ミートボール。

 

ソーセージを炒める香りってどうして
あんなに
美味しそうなんだろう。

ロコモコ丼

太陽の塔オリジナルカレー


それでは開演です。


オープニング。

小川洋子作「缶入りドロップ」

土肥順一・甲斐祐子

男はバスだけを運転してきた。

観光バス、長距離夜行バス、路線バス。

そして、60を過ぎた5年前からは、幼稚園バス。

制服のポケットに忍ばせているのは5つのドロップ缶。

「君は何味が好きかな?」


イチゴとブドウは上着の右と左。

桃とチョコレートはズボン。

ハッカは内ポケット。

 

 

 

ドロップの缶振ってます。

昼公演で、缶の蓋が飛んでねぇ。汗

昼公演で「50年前」とよんだらしい私。

60+50=110歳の運転する幼稚園バス。。。。ムリ。


暗転。

吉塚さんの登場です。

第一話。

斉藤洋作「春にとどく絵葉書」

吉塚弘・土肥順一・甲斐祐子

濱中香衣(声の出演)

毎年、春の初めに届く切手の貼ってない友達からの絵葉書。

差出人の名前も住所もありません。

消印が、九州だったり、北海道だったり、奈良だったり。

「今年は鹿のたくさんいる公園にきています。甘酒の売店のそばにいます。会いにきてください。

だから毎年春は旅行する事になるのです。


「やぁ、今年もきたよ。」

「内緒にしてくれたらこれから毎年旅先から絵葉書をだします。」

さて友達の正体は?

絵葉書の切手を貼る場所には、毎年、咲いたばかりの桜の花びらが。


第二話

いしいしんじ作「緑春」

甲斐祐子・吉塚弘・土肥順一

春の光の下、周囲では花見客が乱痴気の限りを尽くしている。

桜ママの腕の下、緑が愚痴をこぼした。


「例えばさぁ、信号。進めって僕じゃん。緑じゃん。

なんだよー、青で進めって」

「ありゃぁアメリカの陰謀なんだよ」

茶色

桜ママ

花と言えば自分。

人々が勝手に決めた事である。


桜と緑と茶色

花と草木と大地

色と光と自然

混ざり合って不思議な世界

エンディングは緑と茶色が抱き合って「緑茶」ってぇー?

ぜひ実写でやってくださいと密かに言われました。

「抱き合って」を。


第三話

吉田篤弘作「星はみな流れてしまった」

土肥順一・吉塚弘・甲斐祐子

サキが営む小さな屋台。

のぼりには「ねぎま鍋」

今夜もしっぽのあるお客ばかり。にゃー。

「猫のが客よりいいもの食ってやがる」「あんたみたいに柄が悪いのがいたんじゃ、来る客も来ないわよ」

「そうそう、くるのは猫ばかり」

親方(亭主)とのやりとりも相変わらず。

と、

「あのー?やってらっしゃいますか?

二本足のお客さんだー。


サキと親方

ケンカをしても仲良し夫婦

 

親方とホクト?(お客)

「流れ星の有効期限ていつまでだと思う?」

「僕にきかれても・・・・」

「お前の願い事、何だったっけ?」

「もういいわよ」

「いいから言いな」

 

 

「きれいな女でいられますように」


猫の恩返し?


前半終了。

ケーキもありました。

ガトーショコラ

 

 

生チョコタルト

ベイクドチーズケーキ

 


で、後半です。


第四話

石田衣良作「羽名ちゃんのお駄賃」

甲斐祐子

羽名ちゃんのおうちではすべてのお手伝いのお駄賃は10円です。

「ねぇ羽名?何でそんなお手伝いがんばってるの?」

「もうすぐパパの誕生日だから」


「パパと羽名が大好きなキャラメルコーンを買うの。」

客席にサービス。

大量に買いました。


第五話

山際淳二作「アンパイア」

夏の高校野球の地区大会一回戦だった。

彼はキャッチャーだった。

いいキャッチャーだった。

張り切っていた。

まったく、彼一人が野球を楽しんでいるようだった。

 

 

7回表にちょっとした出来事があった。

気づいた人は少ないだろう。

わかっているのはキャッチャーとアンパイアだけかもしれない。

 

ゲームを包む空気が少し変わったようだった。

キャッチャーの声だけが聞こえていたグラウンドに

他の選手の声も響き始めた。

 

 

ある雨の日の

高校野球地区大会一回戦での

スコアブックに載らない話である。


第六話

松尾スズキ作「『自分』は『自分』で充分です」

「俺は言葉消し屋だー。」

「椎茸」は「こげ茶傘茸」に

「花粉症」は「鼻祭り」に

 

「自分」は・・・・

 

俺は愕然とした。

 

 

ヨッシー、衣装がんばったね。笑

振り返り、かっこいー。


エンディング

角田光代作「名前」

甲斐祐子・土肥順一

人生で初めてもらうプレゼントは「名前」


自分の平凡な名前が嫌いだった。

でも、

この人と結婚するかも知れないと思ったのは

夫の名前の由来を知った時だった。

私と同じくらい簡単な命名。

つりあいが取れているような気がしたのだ。

名前の、というより、

名前が表しているでいるであろう平凡さの。

 

 

もう少し待って。

あなたに相応しい名前を考えているから。

あなたにしか似合わない名前を。

 

 

あなたがあなたであると誰かが認識してくれる

その名前を。


という訳で終了。


 


集合。

ハート??

かわいーかわいー(いじめてないよ)

 

で、おまけ。

コピーの「お花見にいきませんか?」に合わせてお花いっぱいつけました。

ちなみに、指輪もお花でした〜。

 

ということでおつかれさまでした。

ご来場ありがとうございました。

7月4日もよろしく〜。

 

あ。

稽古後の鍋です。

翌日いただきました。w

 

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